FUJI CHEMICAL INDUSTRIAL CO.,LTD

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F-Lab.事例紹介01

2種のコーティング剤を組み合わせ
高い防水性を低コストで実現

「シビアな環境で使用される電子基板の防水性を高めたい」それがA社様からのオーダーでした。コーティング剤を厚く塗ることで防水性を高めことはできますが、重量やコスト面での制約でNG。これまでさまざまな材料メーカーに相談したものの、良い結果が出ずお困りでした。

F-Lab.事例紹介01写真

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そこでF-Lab.にお越しいただき、何度も塗布や塩水による試験を繰り返して解決策を一緒に模索。試行錯誤の末にたどり着いたのは、保護する部分によって2種類のコーティング剤を使い分けるという方法でした。ベストな塗布方法も提案することで、お客様が望むレベルの防水性とコストを達成。お客様や塗布機メーカーの領域である塗布方法にまで踏み込んで提案することで、顧客課題を解決することができました。

F-Lab.事例紹介02

あらゆる油に耐性を持つ
画期的なコーティング剤を新開発

B社様のご要望は、電子基板に耐油性を持たせるコーティング剤の開発。どんな組成の油に対する耐性が必要かは機密事項で開示いただけないため、数十種類という幅広い油に耐性を発揮できるこれまでにない商品が必要となりました。そこでオリゴマーの構造から見直し、さまざまなコーティング剤を配合して性能を繰り返し試験。数えきれないトライアンドエラーの末、なんとかすべての耐油性をパスできる商品が完成しました。

F-Lab.事例紹介02写真

F-Lab.事例紹介02写真

しかし、ここで終わらないのが富士化学産業。F-Lab.の設備を使って最適な塗布プログラムや、硬化の条件出しについての情報も提供。新しいコーティング剤がお持ちの設備で使えるのか、どのように塗布すればよいのかなどの検証を当社が事前に行うことで、お客様が検証する手間と時間を省くことができ、効率良く導入できたと高く評価していただけました。

F-Lab.事例紹介03

特殊形状の塗布に生産設備の変更で対応
材料メーカーの域を超える提案で課題を解決

電子部品を立てた状態で塗布できるコーティング剤をお求めだったC社様。当初はコーティング剤の変更でオーダーに応えようと考えましたが、現在の商品ラインアップではどれも塗布後に自重で垂れてしまいご要望に応えることができませんでした。

F-Lab.事例紹介03写真

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そこで、お客様の生産ラインの工程や設備の工夫で対応できないかと発想を転換。設備メーカーと協力し、コーティング剤を塗布してすぐにUV照射する設備を新たに開発して、液だれする前に硬化させることに成功しました。このアイデアを実現できたのも、お客様の立場に立った設備選定を通して知識や情報を蓄積し、設備メーカーと連携できる関係を築いていたからこそ。材料メーカーだけでは実現が難しいご依頼でしたが、あらゆるアプローチで問題解決を目指した結果、お客様にご満足いただける成果を挙げることができました。

PRODUCT商品情報

UV硬化型防湿絶縁コーティング剤

防湿絶縁コーティング剤

マガジンスティック

水系防湿絶縁コーティング剤

ジョイントテープ

エポキシ熱硬化接着剤

スプレーバルブ SV01CS

UV硬化型粘着剤<開発品>

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